Hi, everyone! Tomoです。
日本人の教育移住先として人気上昇中のDumaguete(ドゥマゲテ、ドマゲテ、ドゥマゲッティなどと読みます)。
人気の理由は、保育園から大学まで学校が充実しており、学費も日本と比べて経済的な点です。
- フィリピン ドゥマゲテ 移住の具体的な生活費が知りたい
- 学費も含めた現地の教育費用はいくらかかるのか
- フィリピン ドゥマゲテ 移住に必要な月々の支出を把握したい
移住を検討する際、現地での具体的な生活費や教育費用の情報は重要な判断材料となります。
フィリピン・ドゥマゲテでの生活費と学費は、ライフスタイルや選ぶ学校によって大きく異なります。
本記事では、我が家が2025年1月に家族で移住した際の最新データに基づき、ドゥマゲテでの家賃、光熱費、食費などの基本的な生活費用から、保育園、小学校、中学校、大学までの教育費用まで、具体的な金額と共に詳しく解説していきます。
フィリピン ドゥマゲテ 移住前に知っておきたい基本情報
フィリピンの教育都市として知られるドゥマゲテ。
移住を検討しているあなたのために、この街の特徴や生活環境について押さえておくべきポイントを解説します。
ドゥマゲテの特徴と人気の理由
ドゥマゲテは、フィリピン中部ビサヤ地方のネグロス・オリエンタル州の州都です。
参考:Google mapで地図を確認する
人口約13万人のこの街は、「優しい人々の街(The City of Gentle People)」として知られています。
ドゥマゲテは、ジンベエザメ鑑賞ツアーで有名なセブ島南部のオスロブから船で数十分の距離にあります。
ドゥマゲテの中心部には、シリマン大学を始めとする教育機関が集中しています。
この環境が、教育環境を重視する日本人家族の移住先として注目を集める理由となっています。
ドゥマゲテの特徴的な点は、以下の3つです。
- 教育機関が充実(4つの総合大学をはじめ、小中高校や保育園も存在)
- 物価が日本より安い傾向で、生活費・特に学費を抑えられる
- 親日的で治安が比較的良好なため、子供にも優しい
街の規模は、徒歩や自転車、バイク(スクーター)で主要施設にアクセスできるほどにコンパクトです。
ダウンタウンは海に面し、ショッピングモール、マーケット、レストランなどの生活インフラが揃っています。
ドゥマゲテが教育移住先として選ばれる3つのポイント
- 充実した教育機関
- シリマン大学は1901年に設立された、フィリピン最古の私立大学
- キャンパス内では英語教育が徹底されており、インターナショナルな環境で学べる
- その他の大学や小中高校、キンダーガーデンも基本的に英語環境で学べる
- 経済的な教育費用
- 日本の私立学校と比較すると、学費は約3分の1から5分の1程度
- 英語環境での教育を、比較的安価で受けられる点が魅力
- 英語環境
- 街全体で英語が広く使用されている
- 教育機関だけでなく、日常生活でも英語でのコミュニケーションが可能
気候と治安の現状
ドゥマゲテの気候は、年間を通じて温暖です。
平均気温は24度から32度の間で推移します。
私が移住した1月は28~30℃前後で多少の雨が降る雨期でしたが、3月ごろは日本でいうところの夏となり、雨は少なくなり、更に気温が上がります。
台風の影響に関しては、フィリンの他の地域と比べて比較的少ない特徴があります。
これは、周辺の島々が自然の防波堤となっているためです。
治安面については、フィリピンの地方都市の中では良好とされています。
特に、教育機関が集中する地域は、警備員が配置され、セキュリティ対策が充実しています。
ただし、他の国同様、一般的な防犯対策は必要です。
- 夜間の一人歩きはしない
- 貴重品の管理は徹底する
- 目立つ装飾品は控えめにする
このような基本的な注意を払えば、安全に生活を送ることが可能です。
ドゥマゲテは、教育環境、生活コスト、治安の面で、フィリピンの中でも移住先として優れた特徴を持つ都市です。
特に、教育を重視する家族にとって、検討に値する移住先といえます。
計画停電について
ドゥマゲテに来て驚いたのは、計画停電(ブラウンアウト、ブラックアウトと言われています)が実施される事でした。
ちなみにこの1か月で2回の計画停電がありました。
停電は朝6時頃からから夕方の6時くらいまでと、約半日間でした。
当然ですが、この間は電気が使えない(ジェネレーターを装備している住居であれば自家発電ができます)ので、多くの人たちは、
- ショッピングモールなどの電気があって冷房が効いているところで過ごす
- スイミングプールなどで過ごす
- 旅行に出かけてホテル(=冷房が効いている)に滞在する
といった過ごし方をするケースが多いです。
フィリピン ドゥマゲテ 移住者の実際の生活費
海外で生活するうえで、実際の生活費用は、最も気になる点の一つです。
私が渡航した2025年1月時点での具体的な生活費用を、実例を基に解説します。
家賃相場と住居費用
ドゥマゲテの住居費は、エリアと物件のグレードによって大きく異なります。
一般的な家賃相場は以下の通りでした。
- スタジオタイプ(30㎡程度):15,000~25,000ペソ
- 2ベッドルーム(60㎡程度):25,000~45,000ペソ
- 一戸建て(100㎡以上):35,000~60,000ペソ
ここ数年、家賃相場は上がり続けています。
家賃相場を決める要素は以下のような条件です。
- 利便性の良い立地である場合は高い傾向にある
- 築年数が浅ければ相応に家賃相場が上がる傾向にある
- 警備員や敷地内にプールや庭がある場合は家賃相場が高くなる傾向になる
たとえば、シリマン大学周辺は家賃が高めですが、中心部から3km圏内に範囲を広げると、同じグレードでも20~30%程度安くなる傾向になります。
デポジット(敷金)は通常、家賃の2か月分が必要です。
また、日本人が賃貸の契約をする場合、6ヶ月または12ヶ月の契約が多い傾向です。
光熱費・通信費の内訳
月々の光熱費は、エアコンの使用頻度が大きく影響します。
ですので、代わりに扇風機を使用するケースが多いです。
一般的な使用量での目安は以下の通りです:
- 電気代:2,000~5,000ペソ
- 水道代:500~1,500ペソ
- ガス代:1,000~2,000ペソ
- インターネット(光回線):1,000~2,000ペソ
- 携帯電話:1,000~2,000ペソ
エアコンは電気代の約50%を占めるものの、扇風機の併用や、夜間の就寝時のみ1部屋だけで使用するなどの工夫で、電気代を大幅に抑えることが可能です。
食費と日用品の物価
食費は、以下の要素で大きく変わります。
- 外食か自炊か
- 日本食レストランなどの高めのレストランか、ローカルの安いレストランか
- 食材を大手スーパーで買うか、ローカルのマーケットで買うか
因みに、私(5人家族)の場合は、
- 安めのレストランでは1回の食事で500~1,000ペソ前後
- 高めのレストランでは1回の食事で1,500~2,500ペソ前後
くらいを支払っています。
ただし、家族構成や人数によって上記価格は前後すると思います。
食材の調達に関しては、どこで何を買うかによって出費は大きく異なります。
- 大手チェーンの展開するスーパーマーケットのようなお店では日本の半額~同額くらいの価格感
- ローカルスーパーや市場、サリサリストアなどでは日本の1/5~半額くらいの価格感
でした。
特に市場で売られているフルーツや野菜は安い場合が多いです。
例えば、マンゴーの場合、
- ドゥマゲテでは1kgあたり80ペソ~150ペソ
と、日本の1/10くらいの価格で美味しいマンゴーが食べられます。
地元のマーケットでは、新鮮な野菜や果物、魚や肉などが日本より低価格で購入できます。
また、日本人である私たちの主食である米については、
- ドゥマゲテでは5kgの米は300~600ペソ
と、日本の1/3~1/2程度の価格で購入できます。
ただし、日本の米とは味や触感が微妙に異なります。
私は美味しく食べていますが、人によって感想は異なるかもしれません。
ちなみに、水に関しては、ドゥマゲテでは水道水は飲みません。
水は飲料水を購入します。
- ドゥマゲテでは10リットルの水は30~60ペソ
と、日本の1/5程度の価格感です。
ちなみに、初回購入時は、水のタンク代が1本160ペソ前後かかりました。
よって私の場合、最初3本の水をお願いしたので、タンク代160ペソ+水代30ペソ=190ペソ×3本で、570ペソを支払いました。
そして、次からは、空になった容器に水を足してもらえばよいので、水のみを30ペソで購入する事が出来ています。
その他、良く使う日用品として、
- シャンプー
- 洗濯洗剤
- 食器・カトラリー
- 洋服
- トイレットペーパー
- タオル
などを頻繁に購入します。
これらの日用品は、品質によって価格は大きく異なるものの、贅沢を言わなければ日本に比べて1/2~3/4程度の価格感で購入できます。
交通費
交通手段は主に、
- トライシクル(バイクタクシー)
- バイク(110cc~160㏄が多い)
の2種類です。
車もたくさん走っていますが、渋滞に巻き込まれると進まなかったり、高額なため、私たちのような短期滞在をする移住者は車を購入する事は少ないです。
また、稀にジプニー(乗合バス)や大型バス(日本のバスのような感じ)も走っていますが、本数が少ない上に時間も適当なので、私は利用したことがありません。
ちなみに、トライシクルとバイクの価格の目安はそれぞれ、
- トライシクル:1回20~80ペソ(一人あたり、5~15分の乗車が目安)
- バイク(110ccクラス/新車):7万~8万ペソ
- バイク(125㏄クラス/新車):8万~10万ペソ
- バイク(150㏄クラス/新車):13~16万ペソ
- バイク(250㏄以上クラス/新車):20万ペソ~
- レンタルバイク(スクーター):月額10,000ペソ前後~
といった相場感です。
トライシクルは日本のタクシーに比べてかなり安いです。
一方、バイクは日本に比べてそれほど安いというわけではないです。
また、日本のように気軽に中古バイクを購入する事はおすすめしません。
理由は、
- 程度の悪い中古をつかまされてしまうリスクがある
- 前の所有者を確認するのが面倒または難しい場合がある
- 名義変更が難しかったり出来ない場合がある
- 中古車でもそれほど価格が安くならない
といった事があるためです。
これらのリスクを考えれば、よほどドゥマゲテに慣れている移住者でもない限りは、
- トライシクルで生活する
- 新車のバイクを買う
- 信頼できる現地の日本人から中古車を買う
- バイクをレンタルする
のどれかを検討すると良いでしょう。
アクティビティ
ドゥマゲテも最近は、娯楽施設がちらほらとでき始めました。
特に子供のいる家庭に重宝するような、室内のキッズパークや屋外プール施設、トランポリン場や卓球・バトミントン場、映画館、ゲームセンターなどがあるのはありがたいです。
価格は、お店によってかなり差があります。
具体的には、
- 映画鑑賞:一人あたり250~350ペソ
- ショッピングモールでの食事:一人あたり100~600ペソ
- カフェでのコーヒー:一人あたり100~400ペソ
- スイミングプール:一人あたり、子供100~300ペソ、大人200~500ペソ
- キッズパーク:一人あたり、子供200~500ペソ
- バドミントン・卓球場:1コートあたり、1時間100ペソ~200ペソ
といった価格幅があります。
おしゃれで快適なお店で過ごすのであればある程度のコストがかかると思ってくと良いでしょう。
一方で、安いお店もたくさんありますので、そういうお店を開拓するのが苦でない方であれば、ドゥマゲテでの生活を楽しめると思います。
まとめ
我が家(5人家族)の月間生活費総額の目安は以下のとおりでした。
- 家賃(2ベッドルーム):27,000ペソ
- 電気代:4,600ペソ
- ガス代:1,250ペソ
- 水道代:500ペソ
- 通信費(インターネット環境):約1,500ペソ
- 食費(自炊):約50,000ペソ
- 食費(外食):約25,000ペソ
- 生活雑貨:約15,000ペソ
- 娯楽費:約10,000ペソ
このように、1か月で合計約134,850ペソ(約36.4万円※1ペソ=2.7円換算)くらいかかりました。
しかし、これは移住直後で、最初に揃えた家具や生活雑貨、また特に節約など考えずに高いスーパーで食材を買ったり、外食をした結果です。
ですので、翌月からは、生活雑貨、食費(自炊)、食費(外食)の費用がそれなりに減ると予想されます。
また、我が家は5人家族で、娯楽費(遊び)や外食・カフェなどにいくと5人分のお金がかかるのでこのような金額になりましたが、4人以下の家族であればコスト感はいくらか違ってくると思います。
フィリピン ドゥマゲテの学校と学費の詳細
教育機関の選択は、子どもの将来に直結する重要な決断です。
我が家は、5歳、10歳、13歳の子供をドゥマゲテのプライベートスクール(私立学校)に通わせています。
ずばり、移住先にドゥマゲテを選んだ理由の一つは、子供の英語環境の確保にかかるコスト(=学費)のコスパの良さにありました。
ここでは、ドゥマゲテの学校の特徴と、2025年度の最新の学費情報を詳しく解説します。
学校の種類と特徴、費用について
ドゥマゲテには大小さまざまな規模の学校がありますが、ここでは、外国人である私たちが主に通うプライベートスクール(私立学校)およびインターナショナルスクールと、現地の子供が多く通うパブリックスクール(公立学校)について紹介します。
プライベートスクール | パブリックスクール | インターナショナルスクール | |
外国人受け入れ | 〇 | 〇 | 〇 |
受入れ形態 | Regular / Visitor | Regular / Visitor | Regular / Visitor |
使用言語の割合 | 英語>ビサヤ語 | ビサヤ語>英語 | 英語 |
学習プログラム | フィリピン教育省認定 | フィリピン教育基準に準拠 | 国際基準に準拠 |
学費(年間) | 50,000~100,000ペソ | 5,000~10,000ペソ | 100,000~400,000ペソ |
入学金 | 0ペソ~ | 0ペソ~ | 学校によって異なる |
制服代 | 5,000ペソ~ | – | 学校によって異なる |
教科書代 | 数千ペソ~ | – | 学校によって異なる |
許可証 | ビザ+SSP(特別就学許可証) | ビザ+SSP(特別就学許可証) | ビザ+SSP(特別就学許可証) |
学費やその他諸費用は、学校によって大きく異なるので、事前にと言わせて確認が必要になります。
ちなみに、我が家の子供たち(5歳、10歳、13歳)はそれぞれ、保育園(キンダーガーデン)、小学校、中学校に通っていて、全員、プライベートスクールです。
学校に通わせてみてから感じた学校選びのポイントは以下の3点です。
- 教師の英語力
- 施設の清潔さ
- 日本人の有無
どの学校もそれぞれ特徴はありますが、正直に言って担任教師の質が大きく影響すると感じています。
ですので、学校を決める際は、事前に学校見学(体験入学ができる学校も多数あります)をする事をおすすめします。
保育園・幼稚園の特徴と費用
まず、我が家の末っ子(5歳)が通っている保育園(キンダーガーデン)についてお伝えします。
学校名は「Foundation Preparatory Academy High School」で、保育園(未就学児)~高校まで(道路を挟んで向かいに大学もあります)一貫の学校になります。
末っ子のクラスは15人くらいで、日本人がうち以外に2名います。
クラスの子供たちはフィリピン人の子供が多く、中には欧米系の子供もいます。
授業は英語ですが、子供にビサヤ語で話しかけられたときに、先生もビサヤ語で回答をする事もあります。
授業の最初にフォニックスの映像を流したり、歌を歌ったりと和やかな雰囲気でスタートします。
授業は午前3時間(8~11時)、午後3時間(13~16時)の2部制で、我が子は午前と午後の両方のクラスに参加していますが、タイミングなどによっては午前か午後のどちらかしか受けられないという事もあるようです。
学費は、2月~4月までの3か月間(午前、午後の両方のクラスに参加)で約10,000ペソでした。
ちなみに、支払いはクレジットカード決済ができました。
学費以外の費用として、SSP(特別就学許可証)の費用が8,240ペソかかりました。
我が子の入学の形態はVisitor(正式な入学をRegular、成績がつかないゲスト的な入学形態をVisitorと言います)のため、制服や教科書の購入義務がないので購入しておりませんが、新学期が始まってRegular Studentになれば、制服や教科書の購入が必要になります。
学期の始まり(2学期制のため11~12月、6~8月の2回)であれば、最初からRegular Studentとして入学も可能です。
まとめると、以下のようになります。
- 学校名: Foundation Preparatory Academy High School
- 子供の年齢: 5歳
- 学校の種類: プライベートスクール
- クラス: 保育園(キンダーガーデン)
- 時間: 午前、午後の2部制
- 学費: 約10,000ペソ(2~4月の約3か月間)
- その他諸費用: 約8,240ペソ(SSP費用)
- 人数: 1クラス、15名程度
- 日本人: 我が子を合わせて3名
もちろん、学校によって費用条件は大きく異なりますので、事前に費用確認と下見(できれば体験入学)をする事をおすすめします。
小学校・中学校・高校の特徴と費用
次に、我が家の長女(13歳)と長男(10歳)が通っているスクールについてお伝えします。
学校名は「Dumaguete Agape Chinese Christian Academy」で、保育園(未就学児)~中学校まで一貫の学校になります。
1クラスは20人くらいで、日本人が我が子を合わせて学校全体で5名くらいいるようです(日本人全員にお会いしていないため聞いた情報になります)。
クラスの子供たちはフィリピン人と中国系、韓国系の子供が多く、中には欧米系の子供もいます。
授業は英語ですが、中国語を習う授業もあります。
また、キリスト系の学校なので、聖書についての勉強もあります。
この学校が設立してまだ数年と、比較的新しい学校で、校舎も清潔で綺麗です。
また、高校生を受け入れるための校舎とスタジアム(体育館)の建設も進んでおり、来年あたりからさらに規模が大きくなるようです。
授業は午前が7:30~11:50、午後が13:00~16:45ですが、未就学児(キンダーガーデン)は、午前か午後のどちらか1つのみを選ぶシステムになります。
我が家の末っ子は、これがネックとなり、前述の学校に通わせる事にしました。
学費は、1か月一人あたり約5,000ペソでした。
ちなみに、支払いは現金決済でした。
学費以外の費用として、SSP(特別就学許可証)の費用が一人あたり9,240ペソかかりました。
我が子の入学の形態はVisitorのため、制服や教科書の購入はしておりませんが、体操服(ジャージ)を購入し、普段学校ではジャージで過ごしています。
Regular Studentになれば、制服や教科書の購入が必要になります。
まとめると、以下のようになります。
- 学校名: Dumaguete Agape Chinese Christian Academy
- 子供の年齢: 10歳、13歳
- 学校の種類: プライベートスクール
- クラス: 小学校(grade4)、中学校(grade7)
- 時間: 午前7:30~11:50、午後13:00~16:45
- 学費: 約5,000ペソ/人/月
- SSP費用: 約9,240ペソ(1人)
- ジャージ費用: 約3,500ペソ(2人分)
- 人数: 1クラス、20名程度
- 日本人: 我が子を合わせて全校で5名くらい
学校によって費用条件は大きく異なりますので、事前に費用確認と下見(できれば体験入学)をする事をおすすめします。
大学の特徴と費用
知名度の高いシリマン大学以外にも、ドゥマゲテには大学が多数存在します。
我が子はまだ中学生なので実際的に大学には通わせていませんが、やはり学校によって費用総額は大きく異なります。
例えば、シリマン大学(Silliman University)では、
- 年間授業料:180,000~250,000ペソ
- 教材費:30,000~50,000ペソ
- 施設使用料:20,000~30,000ペソ
- その他費用:30,000~50,000ペソ
主な学部の年間学費比較:
- 工学部:220,000ペソ
- 医学部:250,000ペソ
- 経営学部:200,000ペソ
- 教育学部:180,000ペソ
といった費用体系になっています。
また、奨学金制度も充実しており、成績優秀者は学費の一部が免除される制度もあります。
まとめ
幼稚園から大学までの教育費用や教師のレベル(やる気度や熱心度など)は、選択する学校のタイプや入学のタイミングによって大きく異なりますので、必ず事前に問い合わせをしたうえで現地に赴き学校見学、できれば体験入学をさせる事をおすすめします。
インターナショナルスクールを選択した場合でも、日本の私立学校と比べると総額では安いですが、多くの日本人移住者の家庭では英語環境を確保できつつ学費も安いプライベートスクールに通っているケースが多い印象です。
ドゥマゲテでの住居選びのポイント
ドゥマゲテでの住居選びは、生活の質を大きく左右します。
教育機関へのアクセスと周辺環境を考慮しながら、理想的な住居を見つけるポイントを解説します。
エリア別の特徴と家賃相場
ドゥマゲテは東側が海です。
また、主要エリアはダウンタウンを中心に、大きく以下の4つに分類できます。
- ダウンタウンエリア
- 北部エリア
- 南部エリア
- 西部エリア

一つずつ解説していきますね!
ダウンタウンエリア
ダウンタウンエリアは、デパート、食品スーパー、市場、ショッピングモール、学校、行政施設、換金所、プレイスポット、ホテル、カフェ、レストランなどが密集しているにぎやかなエリアです。
- 家賃相場: 25,000~45,000ペソ
- 特徴: 商業施設が充実、市場へのアクセスが良好
- セキュリティ: 警備員常駐の物件が中心
- 日本人居住者: 中程度
交通量も多く、渋滞の時間帯になると車はほとんど動きません。
東側が海沿いになり、ホテルやカフェ、飲食店が並んでいて、観光客も多いです。
好みにもよりますが、利便性や都会的な暮らし(日本の都会と比べると全然ですが)を好むのであれば検討してみても良いでしょう。
北部エリア
北部エリアは、ダウンタウンの北隣のエリア一体になります。
シリマン大学もこのエリアに位置しており、学生もたくさん住んでいるエリアでもあります。
- 家賃相場: 30,000~50,000ペソ
- 特徴: 教育施設が集中、生活利便性が高い
- セキュリティ: 24時間警備付きの物件が多い
- 日本人居住者: 多め
このエリアも交通量は多く、渋滞があるとバイクでもなかなか先に進めません。
このエリアには大きな病院もありますので、都会でありながら治安も良く安心して生活したいという方の検討候補になるでしょう。
南部エリア
南部エリアは、ダウンタウンの南隣のエリア一体になります。
北部エリア程の都会感は無いものの、最近はRobinsons(ロビンソンズ)という大型のショッピングモールできたことで、値段は高いですが一通りのものは全て購入する事ができます。
これにより、今までのようにダウンタウンや近郊に買い出しに行かなければならなかった状況がなくなり、日本人も見かけるようになりました。
- 家賃相場: 20,000~40,000ペソ
- 特徴: 一部商業施設を除き、閑静な住宅地&自然が多め
- セキュリティ: 住宅街としての治安は良好
- 日本人居住者: 多くはないが見かける
ダウンタウンにも10~15分程度でいく事ができ、適度な利便性と自然のバランスがあると言えます。
西部エリア
西部エリアは、ダウンタウンの西隣のエリア一体になります。
他の3エリアに比べてより自然が豊かで、ダウンタウンから西に20分程度進めば、山の麓にあるValencia Public Plazaという大きな市場が広がっています。
- 家賃相場: 20,000~35,000ペソ
- 特徴: 新興住宅地、開発が進行中
- セキュリティ: ゲーテッドコミュニティが増加
- 日本人居住者: 増加傾向
我が家が住んでいるのはこのエリアです。
バイクで5分のところに何でもそろうスーパーもありますので、利便性も問題なく、不便を感じた事はありません。
適度に緑が多く、動物(猫、犬、牛、ニワトリ)もたくさんいます(そこらじゅうを歩いています)。
好みもありますが、私はとても気に入っています。
長期滞在に適した地域
長期滞在には、以下の条件を満たすエリアがお勧めです。
- 教育機関までの通学時間がバイクまたはトライシクルで15分以内
- スーパーマーケットや市場、サリサリ等がバイクまたはトライシクルで5分以内
- 医療機関へのアクセスが良好
- トライシクルが捕まる道路まで徒歩で行ける場所
- 賃貸物件の管理人さんがマメで良い人
これらの条件を満たす住まいが理想的です。
学校はどのエリアにもありますので、子供に合う学校と住まいを同時進行で探していくのが良いと思います。
ドゥマゲテは比較的コンパクトな都市ですので、北部エリアから南部エリアまで一本道で20~30分もあれば移動できるイメージです。
ですので、理想の条件を満たした住まいを見つける事も無理ではないと思います。
賃貸契約時の注意点
賃貸物件の契約時には、以下の項目を必ず確認しましょう。
- 契約・更新条件
- 設備確認
- 光熱費(水道、ガス、電気)

詳しく見ていきましょう!
契約期間と更新条件
契約期間と更新条件については、以下の4点を事前に確認しましょう。
- 契約期間が1年以下か
- 更新料の有無
- 解約条件と違約金
- デポジットがいくらかかるか
我が家の場合は、
- 契約期間: 1年
- 更新料: なし
- 解約条件・違約金: なし
- デポジット: 家賃の2か月分
という条件でした。
また、入居時の必要書類も合わせて確認しておきましょう。
- パスポートのコピー
- ビザのコピー
- 在留カード
- 収入証明書
通常はパスポートのみで済む場合が多いので、パスポートのみで問題ないことを念押ししておくと良いでしょう。
また、避けた方が良い契約条件の例は以下のとおりです。
- 前払い家賃が3か月以上
- デポジットが家賃の3か月分以上
- 修繕費用が全て借主負担
- 解約(退去)通知期間が3か月前以上
- 管理人が遠方にいて何かあった時のフォローに時間がかかる
これらに当てはまる場合は、他の物件も探してみましょう。
付帯設備の確認
物件の設備については、以下の点を事前に確認する事をおすすめします。
- インターネット回線の引き込みと通信速度
- エアコンの設置状況
- 冷蔵庫のサイズ、動作確認
- 給水機の有無
- 給湯設備の有無
- 水圧の確認
- ジェネレーターの有無
- 防犯設備の状態
まずはインターネット回線が繋がっているかどうか、またつながっている場合は通信速度を確認させてもらいましょう。
インターネット回線が繋がっている(WIFIが通っている)場合は、家賃に含まれているのか、別途WIFI使用料がかかるのかも要確認です。
ドゥマゲテのインターネット通信速度は日本ほど安定していませんので、通信速度も確認しましょう。
また、SIMのキャリアが繋がるかどうかも確認してください。
ドゥマゲテではSIMはSmartかGrobalが主流です。
次に、エアコンの有無や動作確認もしておきましょう。
ドゥマゲテでは一年中気温が高く、エアコンを使用しないと暑さをしのげないタイミングも出てきます。
次に冷蔵庫です。
ドゥマゲテの賃貸物件についている冷蔵庫はファミリー向け物件でも日本のように大きくないです。
ですので、冷蔵庫のサイズ、動作確認もしておきましょう。
また、給水機の有無も重要です。
ドゥマゲテでは基本、日本のように水道水を飲まず、水をタンクで買って給水機にセットして飲料水として使用しますので、給水機が付いている物件だと便利です。
もし給水機がついていなくても、3,000~10,000ペソ程度で購入可能です。
次に、浴室のシャワーに付いている給湯器の有無と動作確認もましょう。
また、シャワーや水道を出してみて、水圧の確認もしておきます。
ドゥマゲテは日本に比べもともと水圧が弱いですが、特に弱い場合があるので事前確認が必要です。
次に、ジェネレーターの有無も確認しましょう。
ドゥマゲテでは計画停電が頻繁に行われますので、ジェネレーター(自家発電機)が物件に付いているか否かで、計画停電中の過ごし方が変わってきます。
また、仕事などでPCを使用する場合は、計画停電中に電源の確保が必要ですので、ジェネレーターの有無は重要になってきます。
最後に、防犯設備の状態を確認します。
主な確認点として、
- 夜間に共有の出入り口に鍵がかけられているか
- 警備員または管理人が常駐しているのか否か
- 防犯カメラが設置されているかどうか
の3点を把握しておきましょう。
光熱費と支払方法の確認
賃貸契約をする際は光熱費や維持費の支払方法を確認しておきましょう。
- 電気代の支払い方法
- 水道代の支払い方法
- ガス代の支払い方法
- 共益費の有無
- メンテナンス費用の負担
ドゥマゲテでは管理人さんに現金で手渡しするのが一般的ですが、クレジットカードやデビットカードなどで支払えると便利ですので、事前に確認しておいて損はないです。
また、共益費やメンテナンス費用の負担についても、予め有無や割合などをはっきりさせ、契約書に盛り込まれているかも確認しておきましょう。
まとめ
ドゥマゲテでの住居選びは、教育環境と生活利便性のバランスが重要です。
特に、シリマン大学周辺は安全性と利便性が高く、教育移住者に適したエリアとなっています。
また、賃貸物件の契約時には細かい条件を確認し、トラブルを未然に防ぐことも大切です。
フィリピン ドゥマゲテ 移住に必要な手続きと準備
移住を成功させるためには、適切な準備と手続きが不可欠です。
必要な手続きから、現地での生活基盤の整備まで、重要なポイントを解説します。
ビザの種類と通学に必要な許可証について
フィリピンでの通学のための長期滞在には、目的に応じた適切なビザや許可証が必要です。
渡航に必要なビザの種類
ビザの種類は主に以下の3種類あります。
- 観光ビザ
- 特別居住退職ビザ(SRRV)
- 就労ビザ
我が家は最も一般的な観光ビザで渡航しました。
ちなみにSRRVビザは、
- 対象年齢:50歳以上
- 預託金:USD20,000ドル
- 申請費用:1,400ドル
- 年間更新料:360ドル
といった条件があります。
また、就労ビザは、
- 取得費用:8,500ペソ~
- 有効期間:1-3年
- 雇用契約書
- 会社からの推薦状
- 納税証明書
といった条件一部または全部が必要になってきます。
通学に必要な許可証
観光ビザで入国した場合、ビザとは別に通学するための許可証が必要になります。
これをSSP(Special Study Permit)といいます。
SSPは、フィリピンで外国人が短期的に就学するために必要な特別就学許可証です。
これはビザとは異なり、観光ビザ(9Aビザ)を持つ外国人(私たち)が、フィリピンの語学学校やその他の短期教育機関で学ぶ際に取得する必要があります。
SSPの概要は以下のとおりです。
- 対象: 短期就学を希望する外国人
- 取得が必要なケース: 語学学校、専門学校、短期コースなどに入学する場合
- 取得不要なケース: 大学や長期プログラム(1年以上)では通常不要(別途学生ビザが必要)
- 有効期限: 12ヶ月(更新可能)※期限は流動的なので都度確認が必要
また、SSPの取得方法は以下のとおりです。
- 学校を通じて申請
SSPは個人で申請できず、フィリピン政府認定の教育機関が代理で申請します。よって通常は、学校への入学手続きの一環として行われます。 - 必要書類
- パスポートの原本(有効期限が充分に残っている事)
- 申請用紙(学校が準備、学校担当者と一緒に記入する)
- 子供本人の写真(2インチ四方)×2枚
- 観光ビザ(9Aビザ)
- 学校の入学許可証
- 申請費用
学校によって異なりますが、通常 、一人あたり8,000ペソ〜9,000ペソ程度の費用がかかります。
これらの点を事前に把握したうえで、学校と一緒に手続きを進めていくと良いでしょう。
通学の際の注意点
通学をする際は、以下の点に注意してください。
- SSPなしで授業を受けることは違法
→ フィリピンの移民局(Bureau of Immigration)の規則により、SSPなしでの就学は罰則の対象になる可能性があります。 - 学校が正式な認定機関か要確認
→ 認定されていない学校ではSSPの取得ができません。 - SSP取得には時間がかかる
→ SSP取得には2~4週間、場合によってはそれ以上の時間を要する事があります。その場合、観光ビザの延長を、パスポートを預けた学校と移民局が連携して手続きする必要がありますので、学校と移民局の両方に連絡し、連携を取るように催促しましょう。
フィリピンの語学留学や短期留学を考えている場合は、入学予定の学校がSSPの取得をサポートしてくれるかを必ず事前に確認しておきましょう。
クレジットカード、デビットカード、現金について
ドゥマゲテで家賃の支払いや物品の購入をする際は、主に「クレジットカード」「デビットカード」「現金」を使用します。
クレジットカード
クレジットカードは使用する機会の多い支払方法です。
- AMEX
- VISA
- MASTER
のうち、2種類のカートを持っておくと良いでしょう。
また、クレジットカードを使用する際は、
- パスポート
- 国際免許証
- ACR I-Card(エイリアンカード)
等の提示を求められますので、
上記のうちのいずれかを、クレジットカードと一緒に携帯しておきましょう。
デビットカード
クレジットカード以外に、デビットカードを持っておくと便利です。
理由は、手数料が抑えられる点と、何らかの理由でクレジットカードが使えない時の予備カードになるためです。
私は、デビットカードは
- WISEカード
を日本で発行し、ドゥマゲテに持ってきています。
WISEは物理カードだけでなく、同じWISEアカウントを持つ相手はもちろん、銀行口座にもスマホで簡単に直接送金ができますので、家賃の支払いなどに大変重宝しています。
もちろん、スーパーやデパートでの買い物にも使えます。
その際は、クレジットカード同様、身分証明書の提示を求められることがありますので、各種身分証明をカードと一緒に携帯することをおすすめします。
現金
ドゥマゲテでは、有名なサリサリ(昔ながらの小さな駄菓子屋のようなに補用品や食料を売っている小さなお店)をはじめ、各種カードでの支払いができない場合も多いです。
家賃のような大きなお金でも、現金支払いのみしかできない場合がありますので、いつでも現金の調達ができる体制を整えておくと安心です。
ちなみに、私が現金を調達している方法は3つです。
- クレジットカードを使って銀行やショッピングモールのATMで現金を引き出す
- アコムカードを使って銀行やショッピングモールのATMで現金を引き出す
- 日本から日本円を持ち込み、ドゥマゲテの換金所でペソに換金
これらの現金調達方法で最も重要なのは、「手数料」が最も安い方法がどれなのかを把握しておくことです。
ただし、為替レートやカードのステータス等によって手数料は変わるので、必ずこの方法が良いという事はできません。
ATMで現金を引き出す際の共通点は「引き出しの上限が1万ペソ」という点です。
ですので、5万ペソを引き出そうとすれば、5回分の手数料がかかってしまいます。
これらの点を踏まえ、引き出す金額や手数料によって現金化の方法をうまく使い分けましょう。
保険加入のポイント
万一の時のために必ず準備しておきたいのが保険です。
観光ビザで滞在している場合の保険の考え方は大きく2つあります。
- 海外旅行保険に加入(日本の保険会社、または国際的な旅行保険)
- フィリピンの民間医療保険に加入(Maxicare、Pacific Crossなど)
海外旅行保険の概要
- 年間保険料:50,000~150,000円
- 補償内容:
- 医療費
- 緊急搬送
- 賠償責任
- 携行品損害
ドゥマゲテ民間医療保険の概要
- 年間保険料:30,000~100,000ペソ
- 主なカバー内容:
- 入院費用
- 外来診療
- 歯科治療
- 緊急搬送
一方で、以下のような場合は現地の医療保険に加入する事も可能です。
- ACR I-Card(外国人登録証)を持っている人
- 9Gビザ(就労ビザ) や 13Aビザ(結婚ビザ) などの長期ビザを持つ人
現地の医療保険の概要
- PhilHealth(国民健康保険)
- 月額保険料:3,600ペソ
- 補償内容:入院費の40-80%
- 加入手続き:最寄りのPhilHealth事務所
まとめ
ドゥマゲテ移住の成功には、適切なビザの取得と、現地での生活基盤の整備が重要です。
特に、医療保険は、現地保険と日本の保険を組み合わせることで、より安心な体制を構築できます。
子育て世帯のための教育環境ガイド
ドゥマゲテの教育環境は、多様な選択肢があります。
それぞれの教育機関の特徴と、子どもの将来を見据えた選び方のポイントを解説します。
インターナショナルスクールの特徴
ドゥマゲテには多数の学校がありますが、ここでは、インターナショナルスクールを3校紹介します。
- SPIS(Silliman Preparatory International School)
- 授業言語:英語
- カリキュラム:アメリカンスタンダード
- 生徒数:約300名
- 特徴:
- シリマン大学との連携プログラム
- 少人数制クラス(15-20名)
- 充実した課外活動
- ICT教育の導入
- St. Paul International School
- 授業言語:英語
- カリキュラム:フィリピン+イギリス式
- 生徒数:約250名
- 特徴:
- キリスト教教育
- スポーツ施設が充実
- ESL専門教師による英語指導
- 進学実績が良好
- Foundation University International School
- 授業言語:英語
- カリキュラム:国際バカロレア準拠
- 生徒数:約200名
- 特徴:
- 理数教育に力を入れている
- 放課後の補習制度
- 進路指導が充実
- 日本人スタッフ常駐
現地校のメリット・デメリット
メリット:
- 学費が比較的安価
- 現地の友人ができやすい
- 英語とフィリピン語を自然に習得
- 現地文化への理解が深まる
デメリット:
- 日本の教育課程との違い
- クラスサイズが大きい(30-40名)
- 教材や設備が限定的
- 英語以外の授業は現地語
お勧めの現地校
- Silliman University Elementary School
- 特徴:
- 英語教育が充実
- 施設が整っている
- 課外活動が豊富
- St. Paul’s School
- 特徴:
- 伝統校として評価が高い
- 進学実績が良好
- 規律ある学校運営
放課後活動の選択肢
- 学内アクティビティ
- スポーツクラブ
- バスケットボール
- 水泳
- バドミントン
- 文化活動
- 音楽
- アート
- ダンス
- 学外アクティビティ
- 英語塾:1回2時間で300-500ペソ
- 音楽教室:月4回で3,000-5,000ペソ
- スポーツクラブ:月会費2,000-4,000ペソ
- 日本人向けの補習授業
- 日本語教室:週1回2時間
- 算数・国語:週2回各1時間
- 学費:月額15,000-20,000ペソ
まとめ
ドゥマゲテの教育環境は、インターナショナルスクールから現地校まで、多様な選択肢があります。子どもの年齢、将来の進路、家庭の予算に応じて、最適な教育機関を選択することが重要です。
現地在住者が教える生活の知恵
ドゥマゲテでの実際の生活では、様々な工夫やコツが必要です。
現地在住者の経験から得られた、快適な生活を送るためのアドバイスを紹介します。
節約のコツと買い物事情
- 食材の購入
- 朝市(5:00-9:00)での購入
- 野菜:スーパーマーケット価格の50%前後
- 魚介類:早朝~午前9:00くらいまでが新鮮で安価
- 果物:旬の時期を狙う
- スーパーマーケットの使い分け
- Robinson’s:
- 品質が安定
- 日本食材のセクションあり
- ポイントカード特典が充実
- Lee Plaza:
- 価格が安め
- 地元食材が豊富
- セール情報をSNSで発信
- 電気代の節約術
- エアコン使用時間の工夫
- 夜間のみの使用
- 扇風機との併用
- 定期的なフィルター清掃
- 家電の選び方
- 省エネ性能を重視
- 現地の電圧に適合
- メンテナンスのしやすさ
医療機関の利用方法
- 主要な病院
- Silliman University Medical Center
- 24時間対応
- 英語対応可能
- 最新の医療設備完備
- Holy Child Hospital
- 小児科が充実
- 待ち時間が比較的短い
- 救急対応可能
- 診療の流れ
- 受付での必要書類
- 身分証明書
- 保険証
- 紹介状(必要な場合)
- 支払い方法
- 現金
- クレジットカード
- 保険適用(要事前確認)
- かかりつけ医の確保
- 日本語対応医師の情報
- 予約システムの利用
- 緊急時の連絡方法
日本人コミュニティの活用
- 情報交換の場
- Facebook グループ
- 生活情報の共有
- イベント告知
- 売買や譲渡の掲示板
- LINE グループ
- リアルタイムの情報交換
- 緊急時の相互援助
- 新規移住者のサポート
- 定期的な交流イベント
- 文化交流会:月1回
- 子育て世代の集まり:週1回
- スポーツ活動:週末開催
- 相互支援システム
- 緊急時の通訳サポート
- 学校関連の情報共有
- 生活用品の融通
まとめ
ドゥマゲテでの生活は、現地の知恵と日本人コミュニティの支援を活用することで、より快適になります。特に、医療機関の利用方法と節約術は、長期滞在には欠かせない知識となります。
移住前に準備しておくべき7つのこと
ドゥマゲテへの移住を成功させるためには、事前の準備が重要です。
経験者の声をもとに、必ず押さえておくべきポイントを紹介します。
必要な書類と手続き
- 重要書類の準備
- パスポート(滞在予定期間に対し余裕のある残存有効期間)
- 戸籍謄本(英訳付き)
- 卒業証明書(学校入学用)または成績証明書
- 予防接種証明書(必要な場合)
- 日本での手続き
- 海外転出届の提出
- 年金、保険の手続き
- 銀行口座の海外利用設定(必要な場合)
- クレジットカードの用意
- デビットカードの用意(必要な場合)
- 現金の用意(現地換金用)
- 現地での手続き
- 観光ビザ延長手続き(観光ビザで1か月以上の滞在をする場合)
- SSP申請(子供を学校に通わせる場合)
- エイリアンカード申請(3か月以上滞在の場合)
- 住居契約
- 銀行口座開設(必要な場合)
- 携帯電話契約(SIMカード購入、電話番号取得)
持ち物リスト
- 必需品
- 常備薬(目安として3か月分)
- 電圧変換器・変換プラグ
- 日本食の調味料や保存食、レトルトなど
- 子供の学用品
- あると便利なもの
- ポータブルWi-Fiまたは現地SIMカード
- 防水スマートフォンケース
- 日焼け止め
- 虫除けスプレー
- 蚊取り線香
- サランラップ(現地のものは使いづらい)
- 持ち込み注意品
- 食品検疫の対象となるもの
- 高額な電化製品
- 医薬品の過剰持ち込み
- 現金の多額持ち込み
現地での支援体制
- 事前コンタクト
- 現地の日本人への事前コンタクト(FacebookやInstagramなどで検索)
- 居住物件の事前コンタクト(Facebookmarketplaceなどで検索)
- 学校関係者への事前コンタクト(学校見学や学費などの事前把握)
- 移住サポート業者への事前コンタクト(各種SNSや検索エンジンで検索)
- 緊急時の連絡先
- 日本大使館:(+63-2)8551-5710
- 現地警察:(+63-35)225-0353
- 救急:911
- 日本人医師の連絡先
- サポートサービス
- 通訳サービス
- 引っ越しサービス
- 家事代行サービス
- 送迎サービス
まとめ
ドゥマゲテ移住の準備は、書類の準備から現地でのサポート体制の確立まで、計画的に進めることが重要です。
特に、子どもの教育に関する準備は、遅くとも半年前くらいから始めることをお勧めします。
まとめ:フィリピン ドゥマゲテ 移住の展望と注意点
ドゥマゲテへの移住は、教育環境の充実と経済的な生活コストという大きな魅力があります。
2025年時点で、日本人コミュニティも成長を続けており、安心して移住生活を始められる環境が整ってきています。
特に重要なポイントは以下の3点です:
- 教育環境の選択
- 子どもの年齢と将来の進路を考慮
- 学費と教育の質のバランス
- 英語環境への適応支援
- 生活基盤の確立
- 適切なビザの取得
- 住居の慎重な選択
- 医療保険の準備
- コミュニティとの連携
- 情報収集と共有
- 相互支援体制の活用
- 現地文化への理解
ドゥマゲテでの生活を成功させるには、十分な事前準備と現地コミュニティとの協力が不可欠です。
この記事で紹介した情報を参考に、ご自身の状況に合わせた移住計画を立ててみてください。
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